ラッセル・インベストメントはシニア・リーダーシップ・チームを拡充

 

※以下は、米国時間2021年5月3日にラッセル・インベストメント(米国)のHPに掲載されたプレスリリースを翻訳したものです。原文はこちら

米国ワシントン州シアトル、2021年5月3日— アウトソーシングCIO(OCIO)の主要プロバイダーでもあるグローバルな運用ソリューション提供機関であるラッセル・インベストメント(Russell Investments)は本日、ケイト・エルヒロー(Kate El-Hillow)がグローバル・チーフ・インベストメント・オフィサー(以下、グローバルCIO)として入社し、ケビン・クリンガート(Kevin Klingert)がプレジデント(President)に就任したことを発表しました。エルヒローは、ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメントで複数の上級投資リーダー職を歴任し、ポートフォリオ・マネジメント、トレーディング、OCIOやマルチ・アセット運用などの幅広い分野における専門的知識を有しています。クリンガートは、グローバル・オペレーションとディストリビューション業務におけるマネジメント経験を中心に資産運用業界における多様な業務経験を擁してラッセル・インベストメントに入社しました。モルガン・スタンレー・インベストメント・マネジメントおよびブラックロックでは上級職を歴任し、指導的役割を果たしました。エルヒローとクリンガートは、ラッセル・インベストメントのエグゼクティブ・コミッティーに所属し、会長兼最高経営責任者(Chairman and CEO)のミシェル・サイツ(Michelle Seitz)の直属となります。

サイツは、次のように述べています。「エルヒローとクリンガートは、アセットオーナーの方々が特定の運用成果を獲得する目標に向けて高度にカスタマイズされた投資戦略を提供するソリューション・プロバイダーとのパートナーシップを求める傾向が強まっている重要な時期にラッセル・インベストメントに入社しました。投資ソリューションに対する需要は引き続き高いものの、資産規模が100億ドル未満のアセットオーナーの4分の1が投資業務をアウトソースするに留まっています。エルヒローとクリンガートは、ラッセル・インベストメントが資産運用業界の成長を捉え、弊社グループの幅広く中立的なグローバル・フランチャイズを活用して、クライアントの方々がスムーズで快適な運用業務を体感いただけるように尽力するでしょう。」

エルヒローはサイツと緊密に連携し、投資家の皆様の財務基盤の強化に向けた85年間に亘るラッセル・インベストメントの取り組みをさらに推進していきます。エルヒローはポートフォリオ・マネジメント、ポートフォリオ執行、リサーチなど、弊社グループの運用部門業務を統括してまいります。エルヒローはゴールドマン・サックス・アセットマネジメントに17年間在籍し、ニューヨークとロンドンのオフィスでマルチ・アセット運用部門における1,500億ドルを超える規模の受託資産の運用に従事しました。直近では副CIOを務め、それ以前はOCIOポートフォリオのシニア・ポートフォリオ・マネージャー、またポートフォリオ・マネジメント及びトレーディング部門の責任者を務めました。エルヒローはポートフォリオ構築、ダイナミック・マルチアセット・アロケーション、リスク管理において幅広い経験を有しています。ゴールドマン・サックス・アセットマネジメント入社以前は、JPモルガン・チェース・アンド・カンパニーに8年間勤務し、アセット・アロケーション部門においてクライアント・ポートフォリオ・マネージャーと最高執行責任者(COO)を兼任しました。

「この素晴らしいチームを率いることを喜ばしく思っています」と、エルヒローは新しい職務について述べています。「ラッセル・インベストメントのように、幅広い運用ソリューション、独自のリスク管理ツール、そしてトレーディングとポートフォリオ執行の機能をワンストップで提供できる会社は非常に限られています。今日、クライアントの方々はより複雑な資産運用の課題に取り組んでおり、ラッセル・インベストメントはお客様の目標達成を支援する総合的なソリューションを提供するユニークな立場にあります。」

ラッセル・インベストメントの新しいプレジデントとして、クリンガートは日々の業務遂行に注力してまいります。ラッセル・インベストメントの経験豊富なリーダーシップチームとともに、営業及び営業支援業務を統括する責務を担います。 クリンガートは、モルガン・スタンレー・インベストメント・マネジメントに10年間在籍し、最高執行責任者(COO)、債券運用のCIO代理、リクイディティ及びマネージド・フューチャー業務の責任者など幅広い分野における上級職を歴任しました。また、モルガン・スタンレーのグローバルな営業推進機能を発展・拡大し、同社のリスク管理システムや注文管理システムなど数多くのテクノロジーやオペレーションの高度化を主導しました。モルガン・スタンレー入社以前は、ブラックロックに15年間勤務し、1991年には同社の非課税債券運用業務を立ち上げました。ブラックロックではまた、キャッシュマネジメント業務を所管した他、顧客開拓業務にも幅広く従事し、経営委員会のメンバーも務めました。

「成長するフランチャイズの拡大に貢献できることを大変嬉しく思っています」とクリンガートは述べています。「資産運用業界と当セグメントは共に急速に発展しています。私たちはクライアントの皆様の期待を超え続けるために必要な緊張感と実行力を備えた数少ない資産運用会社のひとつであると考えています。」

COOのリック・スマール(Rick Smirl)が4月末で退職以降は、クリンガートがオペレーション業務運営を統括しています。

2018年からラッセル・インベストメントのグローバルCIOであり、弊社グループにおける25年間の豊富な経験を有するピート・ガニング(Pete Gunning)は、今後は副会長兼戦略的リレーションシップ・オフィサー(Vice Chairman and Strategic Relationships Officer)として新たな役割を担うことになります。ガニングはサイツの直属となり、責任投資を推進しながら、クライアントとのリレーションシップを深めることに注力してまいります。 ガニングはまた、世界中のラッセル・インベストメントのクライアントの皆様が、特別なオープン・アーキテクチャー型の運用ソリューションをシームレスにご活用いただけるように努めてまいります。

サイツは、ラッセル・インベストメントが先般発表したプライベート・マーケット運用会社であるハミルトン・レーンとの戦略的提携によっても示されているように、オープン・アーキテクチャー型の運用ソリューション提供能力の強化に今後も注力していくことを明らかにしています

「私たちは、上場及びプライベート・マーケットへのアロケーションを含むカスタマイズされた運用ソリューション、業界最高水準の運用及びリスク・ソリューションへの革新的なアプローチ、そして重要性を増す責任投資戦略に対して、機関投資家やウェルス・マネージャーから多大な需要があると考えています」とサイツは述べています。サイツはまた、「エルヒロー、クリンガート、ガニングの3名は、数十年に亘って世界最大級の洗練された投資家の皆様と直接協働してきた経験に富むことから、幅広い運用ソリューションとサービスをより多くのクライアントの皆様にご提供していく上で重要な役割を果たしてくれることでしょう。」とも述べました。

 

ラッセル・インベストメントについて
ラッセル・インベストメント グループは、年金、金融機関および個人投資家など様々な投資家の皆様を対象に総合的な資産運用サービスを提供しています。 運用会社調査、資産運用、オルタナティブ投資、確定拠出年金、資産運用コンサルティング、売買執行管理など、提供サービスは多岐にわたります。弊社は、これら複数の運用サービスを組み合わせ、ポートフォリオレベルで投資家のニーズにお応えするマルチ・アセット・ソリューションをご提供しています。弊社のマルチ・アセット・ソリューションは、ポートフォリオ全体を俯瞰しながら、運用戦略をつぶさに分析することで、より多くの投資機会を発掘し、高い柔軟性とさらなる分散効果の向上を目指して構築されています。米国ワシントン州シアトルを本拠地とし、運用資産総額は約36兆円※1です。


日本においては1986年に東京オフィスを開設。現在、ラッセル・インベストメント株式会社を通じて各種サービスを提供しています。詳しくはhttps://russellinvestments.com/jp をご覧ください。
※1 2021年3月末現在 グループ合算 為替換算レート:110.50円/ドル、運用資産残高には、オーバーレイ運用を含みます。

Copyright ©2021. Russell Investments. All rights reserved.
ラッセル・インベストメントは世界中の拠点を通じて事業を展開しています。当資料中「ラッセル・インベストメント」は、ラッセル・インベストメント グループの会社の総称です。ラッセル・インベストメントの所有権は、過半数持分所有者のTA アソシエーツならびに少数持分所有者のレバレンス・キャピタル・パートナーズ、ラッセル・インベストメントの経営陣およびハミルトン・レーン・インコーポレーテッドから構成されています。フランク・ラッセル・カンパニーは、当資料におけるラッセルの商標およびラッセルの商標に関連するすべての商標権の所有者で、ラッセル・インベストメント グループの会社がフランク・ラッセル・カンパニーからライセンスを受けて使用しています。ラッセル・インベストメント グループの会社は、フランク・ラッセル・カンパニーまたは「FTSE RUSSELL」ブランド傘下の法人と資本的関係を有しません。当資料は、当社が信頼できると判断した情報に基づき作成しておりますが、その情報の正確性や完全性についてこれを保証するものではありません。当資料は、一般的な情報の提供を目的としており、特定の運用商品の推奨等の投資勧誘を目的としたものではありません。当社による事前の書面による許可がない限り、資料の全部または一部の複製、転用、配布はいかなる形式においてもご遠慮ください。